Only the good die young

昭和90年、中学2年生と300数ヶ月。

マッドマックス、再び砂漠に降り立つ

いまさら私がぎゃーぎゃー言うことではないが「キル・ビル」以来の高品質中学二年生映画、マッドマックスの最新作が遂に公開。永遠の中学二年生の諸兄には北斗の拳でありロード・ウォリアーズであるので何を今更、なんだろうけど、ダークナイト・ビギンズでヒューマンガス宜しくムキムキの変態悪役だったトム・ハーディがマックス役、というのも何の因果かマッポの手先。まぁ時間を見て劇場の大画面でヒャッハー!とか叫んでくるつもり。

上場ゴール!ゴール!!ゴーーール!!!

一部銘柄が上場ゴールっぽいことになっている件でベンチャー界隈が煙たいんだけど、おいおい10年くらい前にも同じようなことやってなかったっけ、とか、大手証券会社もたいがい確信犯なのに柏木由紀のテゴマス(手越にこまされる)問題のように華麗にスルーなのも香ばしいというか海外投資銀行に比べたら全然グリーディじゃないっすからっておまえここは「トーキョー、ジャパン、マササイト―」だろうが、と思うんだけど、個人的には玉石混交切磋琢磨でいいじゃないか(ものには限度があるけどね)とひとりごちる。

テクノロジーが音楽を育て、殺す、でも音楽産業は生まれ変わる

音楽は20世紀にテクノロジーの進歩によってビッグビジネスになったが、21世紀になるやテクノロジーによってビジネスモデルを揺るがされるに至り、サブスクリプションがもうすぐ定番化すると完全にやり方を変えないとアカンことになる。ホリエモンがこれまで音楽業界はぬるま湯だったんだという文脈でスガシカオ発言を批判していたが、これは良し悪しの問題ではなくそういう現実なんだろう。それはさてき個人的に日本社会にプチ絶望するのはWinny作者の金子氏が裁判を経てきっと心労が重なっていたのだろう早逝してしまったことだ、シリコンバレーだと大金持ちになってちやほやされるのが定番なのに。

「黙示録」が上陸、つってもターゲットが年寄り過ぎる話

マイケル・シェンカーが久々に日本のステージでいい仕事をして帰った。ついでにグラハム・ボネット(世界最強の声帯を持つ男。但しステージではなぜか音痴)も一緒に来ていたんだけど、残念ながら見れなかった。こちらは仕事でジャパンツアー(現在は主に関西をサーキット中)真っ最中で時間がとれず仕舞い。

両者が同じステージに立つ日はもう来ないかもしれないが、実際のところ味をしめてまた世界中をドサ回りするんじゃないかと思っている。もはや80年代のハードロックなんてのは懐メロなんだからまぁそれでいいんじゃないかな。

そんなことより問題なのはザック・ワイルドダイムバッグ・ダレル以降、それってもう20年以上前から、ってことなんだけど、ちゃんとしたギターヒーローが斯界に登場してこないことだ。え?○○?××?・・・そんな線の細い、誰かと誰かを足したような奴の話はどうでもいい。ヤングギターの表紙見てたらいま昭和何年なんだよ、と思いつつ手に取っているオッサン。それはオレだ。

おそらく忘れた頃にドーンとすごいのがでてくるはずなのでそれまでお馴染みの面子の音源を夜な夜なネットで発掘しながら、中年ギターキッズ復活準備をしておこうかと思っている。